RTAフォルダーおよびファイル

次の表では、一次解析中にReal-Time Analysis(RTA)によって生成されるフォルダーとファイルがリストされています。これらのファイルの多くはLocal Run Managerソフトウェアによる二次解析に使用されます。

キーファイル

サブフォルダー

内容説明

RTAComplete.txt

ルートフォルダー

ベースコール解析が完了すると生成されるマーカーファイル。このファイルが存在することで、二次解析が開始されます。

SampleSheet.csv

ルートフォルダー

このファイルは、ランの前に読み取られてランフォルダーにコピーされ、後に二次解析に使用されます。

RunInfo.xml

ルートフォルダー

リードの区切り(インデックスリードを含む)と、ランに対して選択されたクオリティテーブルが特定されます。

*.bclファイル

Data\
Intensities\BaseCalls\
L001\CX.X

各*.bclファイルには、1サイクルの1タイルに対するRTAベースコーリングと塩基のクオリティスコアリングの結果が含まれます。

*.statsファイル

Data\
Intensities\BaseCalls\
L001\CX.X

*.statsファイルには、特定のサイクル/タイルに対するRTAベースコーリング統計が含まれます。

*.filterファイル

Data\
Intensities\BaseCalls

*.filterファイルには、タイルごとのフィルター結果が含まれます。

*.txt

Data\RTALogs

一次解析からのログファイル。

*.cifファイル

Data\
Intensities\L001\CX.X

バイナリ形式の各*.cifファイルには、1サイクルの1タイルに対するRTAイメージ解析結果が含まれます。詳細については、「フローセルタイルの番号付け」を参照してください。

*.locsファイル

Data\
Intensities\BaseCalls\
L001

クラスターの座標をレポートします。各*.locsファイルは1タイルを表します。

*.jpgファイル

Thumbnail_Images\
L001\CX.X

それぞれのサイクルと塩基に対して生成されたサムネイルイメージ。ランのトラブルシューティングに使用できます。これらのファイルはイメージ解析に用いられ、解析フォルダーにはコピーされません。イメージファイル名については、「フローセルタイルの番号付け」を参照してください。