試薬コンパートメント
試薬コンパートメント内には、試薬チラーと、洗浄バッファー(PR2)ボトルおよび廃液ボトルをセットする場所があります。一定温度を維持するために、指示された場合に限り、試薬チラーを開閉してください。
試薬チラーは2℃~11℃の温度範囲で操作するよう設計されています。
試薬チラーは、ランの実行中に、使い切りの試薬カートリッジを保持します。また、装置の洗浄中は洗浄トレイを保持します。実行中の処理に応じてソフトウェアが自動的に、ラン中の適切なタイミングで試薬カートリッジの各リザーバーの中にシッパーを下ろします。
試薬チラーの右側には、PR2ボトルと廃液ボトルに形状が合うように作られたスロットがあります。シッパーハンドルは所定の位置にボトルを固定し、各ボトルの中に該当するシッパーを下げます。試薬は、シッパーからフルイディクスラインを通ってフローセルへと送液されます。処理を通して、試薬の廃液は廃液ボトルに送られます。
- 試薬チラー
- シッパーハンドル(上がっている状態)
- PR2ボトル
- 廃液ボトル
- 試薬カートリッジ