装置のハードウェア
NextSeq 1000/2000システムは、電源ボタン、モニター、ステータスバー、消耗品コンパートメント、USBポートから構成されています。
外部システムコンポーネント
A. | エアフィルターコンパートメント:交換可能なエアフィルターにアクセスできます。 |
B. | タッチスクリーンモニター:コントロールソフトウェアインターフェースから装置の設定およびセットアップができます。視野角を調節するには、モニターを手動で傾けます。 |
C. | ステータスバー:ワークフローの進捗状況に合わせて光の色が変化します。青と紫は動作中であること(プレランチェックなど)を示し、マルチカラーは確認するべき事象やデータがあること(シーケンスの完了など)を示します。赤い光は重大なエラーを示します。 |
D. | 電源ボタン:装置の電源をコントロールし、システムの電源がオン(点灯)、オフ(消灯)、またはAC電源が入ったままのオフ(点滅)を示します。 |
E. | USB 3.0ポート:データ転送用の外部ポータブルドライブを接続します。 |
F. | USB 2.0ポート:マウスとキーボードを接続します。 |

装置の背面にある電源スイッチ、USBポート、その他の補助装置の接続部にアクセスしたい場合、ゆっくりであれば装置を動かすことが可能です。
装置の背面には、電源コードの差込口(インレット)、装置への電力供給を制御するスイッチ、オプションのイーサネット接続用のイーサネットポート(2つ)があります。USB 3.0ポートには、必要に応じてデータ転送用の外部ポータブルドライブを接続できます(このLinuxベースのプラットフォームでは、exFATはサポートされていません)。
NextSeq 1000/2000システムにはイーサネットポートが2つ搭載されており、システムの機能と柔軟性が向上します。例えば、一方のイーサネットポートを内部ネットワークドライブとの通信に使用し、もう一方をBaseSpace Sequence HubやProactiveサポートなどの外部通信に使用できます。
背面パネルコンポーネント
- トグルスイッチ:装置への電力供給をオンまたはオフにします。
- 電源インレット:電源コードの接続用です。
- イーサネットポート(2つ):オプションのイーサネットケーブルを接続します。
- USB 3.0ポート:データ転送用の外部ハードドライブを接続します。

消耗品コンパートメントには、シーケンスランを実行するときにフローセルと希釈済みライブラリーを含むカートリッジが収納されます。
ロードした消耗品コンパートメント
- カートリッジ:フローセル、ライブラリー、試薬が含まれており、ラン中に使用済み試薬を回収します。
- トレイ:シーケンス中にカートリッジを保持します。
- バイザー:消耗品コンパートメントにアクセスするときに開きます。