カスタムプライマー

ランにカスタムプライマーを使用するには、ランセットアップ時に次の追加手順を行う必要があります。

各カスタムプライマーを適切な分量だけ調製し、試薬カートリッジのカスタムプライマー位置に添加します。
ランレビュー中に、カスタムプライマーを使用するようランを設定します。
NovaSeq X Series Control Software v1.2以前のバージョンの場合、イルミナのサポートサイトにあるNovaSeq Xシリーズのページから適切なカスタムレシピXMLファイルをダウンロードします。ランレビュー中にカスタムレシピをアップロードします。
NovaSeq X Series Control Software v1.3以降のバージョンの場合、該当するカスタムプライマーのチェックボックスを選択します。カスタムレシピをアップロードすると、カスタムプライマーのチェックボックスの選択が解除されます。

他のすべての手順は、Standardワークフローに従います。シーケンスプロトコールの手順については、「プロトコール」を参照してください。

カスタムプライマーをリード1またはリード2に使用する場合、ソフトウェアは装置にCP1、CP2ウェルから採取するよう指示します。そのため、イルミナプライマーはシーケンスランに使用されません。イルミナプライマーとは、試薬カートリッジに最初から入っているプライマーを指します。

イルミナプライマーをリード1またはリード2に使用しない場合、オプションのIllumina PhiXコントロールはシーケンスされません。カスタムプライマーとともにPhiXを使う場合は、イルミナテクニカルサポートに連絡してガイダンスを受けてください。

PhiXはインデックスがないため、どのインデックスプライマーを使用しているかに関わらず、PhiXコントロール由来のシーケンスデータには、インデックスリードは生成されません。