環境要件
要素 |
仕様 |
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温度* |
ラボの温度は |
湿度* |
結露を防ぐため20~65%の相対湿度を維持してください。 |
高度 |
本装置は高度2,000 m(6,500フィート)未満の場所に設置してください。 |
空気質 |
本装置は、ISO 9に準拠した空気中の粒子の清浄度の室内環境(通常の室内)、あるいはそれよりも良好な環境で操作してください。 装置を粉塵源に近づけないでください。 |
振動 |
ラボのフロアの連続的な振動を、ISO Operating Roomレベル(ベースライン)、またはそれよりも良好なレベルに制限してください。 シーケンスランの実行中は、装置の近くのフロアへの断続的な動揺や衝撃を制限してください。ISO Operating Roomレベルを超えないでください。 |
ラボからの排気 |
試薬中の有害物質に対処するため、各地域、国、および現地の適用法に従って適切に換気する必要があります。環境、健康、および安全の情報について詳しくは、jp.support.illumina.com/sds.htmlに掲載のSDSを参照してください。 |
*温度と湿度がともに高い状態にならないようにしてください(温度が30℃かつ相対湿度が65%など)。
騒音出力 |
装置からの距離 |
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< 75 dB |
1 m(3.3フィート) |
電力消費 |
発熱量 |
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最大:2,700ワット 平均:2,200ワット |
最大:9,200 BTU/h* 平均:7,507 BTU/h |
* UPSからの発熱量を除く。

約25.4 cm(10インチ)の縦型円形チムニーを経由して、装置の熱出力の
換気ダクトについては以下のガイドラインに従ってください。
• | フレキシブルダクトが推奨されます。 |
• | できるだけフレキシブルダクトを曲げないようにしてください。フレキシブルダクトの曲げは最小限に抑えてください。 |
• | フレキシブルダクトを曲げる場合は、チムニーの直径をすべてのポイントで25.4 cm(10インチ)に維持する必要があります。 |
• | ねじれやその他の制限を除去して気流が流れるようにしてください。 |
• | 硬質ダクトも使用できます。硬質ダクトを使用した場合、イルミナの担当者が修理の際に装置を移動しなければならないことがあります。 |
• | できるだけ長さが短いダクトを使用してください。 |
• | 装置への気流の制限や滞留を避けるために、十分な換気を行えるスペースに配管してください。 |
これらガイドラインの指示に従わない場合、装置の性能が損なわれ、ランが失敗する可能性があります。
チムニー気流は
換気用チムニーの設置

NovaSeq XおよびNovaSeq X Plusシーケンスシステムは、使用済み試薬バッファーを別々に処理したり取り扱ったりできるよう、ユーザーが用意したバルク容器に試薬を排出する機構を備えています。付属品キットに同梱されている使用済み試薬用の外部チューブは長さが5メートルあり、装置背面の左側に接続します。
イルミナは、この同梱のチューブを用いて使用済み試薬を外部で収集した場合のみサポートを提供します。各チューブには単一のフローセルポジションからバッファー廃液が流れ込むため、チューブは別々にバルク容器まで配管する必要があります。
容器は装置から5メートル以内に設置し、開口部の高さは床から1,000 mm以下にする必要があります。