リモートNovaSeq X Series Control Softwareの使用
装置外からNovaSeq X Series Control Softwareにアクセスするには、シーケンスシステムで使用しているローカルネットワークに接続されたコンピューターを使用します。

Control Softwareにリモートでアクセスするには、イルミナの担当者から提供されるIPアドレスとホスト名の情報を使用します。使用できるブラウザーは、Chrome/Chromium、Edge、Firefox、およびSafariです。
MacまたはLinuxオペレーティングシステムを使用しているコンピューターの場合、NovaSeq X Series Control Softwareにリモートでアクセスするには、ルート証明書をインストールする必要があります。ルート証明書はイルミナの担当者が提供します。ルート証明書をインストールするには、それぞれのオペレーティングシステムの製造元から提供されている文書を参照してください。

ローカルネットワークに接続されたコンピューターからNovaSeq X Series Control Softwareにサインインすると、[Runs]画面が自動的に開きます。
その他の機能にアクセスするには、左上隅にある[Menu]ドロップダウンを開きます。任意の画面で[Close]を選択すると、[Runs]画面に戻ることができます。
以下の機能を使用できます。各ユーザーグループが持つ権限の詳細については、「ユーザー権限」を参照してください。
• | [Runs]:次のいずれかの操作を実行できます。 |
– | 新しいシーケンスランを計画します。詳細については、「計画されたラン(Planned Run)の作成」を参照してください。 |
– | 実行中のランの進捗状況をモニタリングします。詳細については、「ランの進捗状況のモニタリング」を参照してください。 |
– | ローカルで計画したランを編集または削除します。詳細については、「ラン管理」を参照してください。 |
• | [Users]:ユーザーを追加および管理できます。詳細については、「ユーザーアカウント」を参照してください。 |
• | [Password policy]:パスワード設定を表示および編集できます。詳細については、「パスワード設定の編集」を参照してください。 |
• | [Applications]:DRAGENアプリケーションを表示および管理できます。詳細については、「DRAGENアプリケーションの管理」を参照してください。 |
• | [Resources]:ゲノムおよびリファレンスファイルをインポートおよび管理できます。詳細については、「リソースファイルのインポート」を参照してください。 |
• | [DRAGEN]:DRAGENのライセンスの更新やDRAGENのセルフテストを実行できます。詳細については、「DRAGENライセンスのインストール」および「DRAGENのセルフテストの実行」を参照してください。 |
• | [Custom kits]:カスタムインデックスアダプターキットとカスタムライブラリー調製キットを追加および管理できます。詳細については、「カスタムライブラリー調製キットおよびカスタムインデックスアダプターキットのインポート」を参照してください。 |
• | [Audit log]:監査ログを確認できます。詳細については、「監査ログの確認」を参照してください。 |
• | [Cloud settings]:クラウド設定を構成できます。詳細については、「クラウドとProactiveサポートの設定」を参照してください。 |
• | [External storage]:外部ストレージオプションを設定できます。詳細については、「デフォルト出力フォルダーの場所の指定」を参照してください。 |
• | [About]:イルミナ問い合わせ情報およびシステム情報を表示できます。詳細については、「システム情報」を参照してください。 |