PCR手順に対するラボのセットアップ
いくつかのライブラリー調製法では、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)プロセスが必要です。
PCR産物のコンタミネーションを防ぐために、ラボでの作業を開始する前に、専用のエリアとラボ手順を確立してください。PCR産物は試薬、装置およびサンプルをコンタミネーションする場合があり、通常のオペレーションを遅延させ不正確な結果をもたらします。
プレPCRエリアおよびポストPCRエリア
クロスコンタミネーションを避けるために、以下のガイドラインを使用してください。
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PCR前のプロセスのためにプレPCRエリアを設置してください。 |
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PCR産物を処理するためにポストPCRエリアを設置してください。 |
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プレPCRとポストPCRの器具を洗浄する際は同じ流し台を使用しないでください。 |
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プレPCRとポストPCRの専用エリアで同じ水精製システムを使用しないでください。 |
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プレPCRプロトコールで使用される消耗品は、プレPCRエリア内に保管してください。必要に応じて、消耗品をポストPCRエリアに移してください。 |
機器と消耗品の専用化
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プレPCRとポストPCRのプロセス間で機器と消耗品を共有しないでください。それぞれの場所で、機器と消耗品のセットを分けて専用にしてください。 |
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それぞれの場所で使用した消耗品の専用保管場所を設定してください。保管温度要件と消耗品の寸法については、「シーケンス消耗品」を参照してください。 |