ネットワークの設定
システム操作およびデータ転送に必要なのは、デフォルトネットワーク設定によるインターネット接続だけです。これらの設定は、お客様の組織がカスタムネットワーク要件を必要としない限り、更新する必要はありません。カスタムネットワーク要件がある場合は、デフォルトネットワーク設定の変更についてお客様のIT担当者にご相談ください。
ネットワーク設定および制御コンピューターのセキュリティについては、「ネットワークおよびコンピューターセキュリティ」を参照してください。

Universal Copy Serviceは、ランフォルダーから、BaseSpace Sequence Hub(該当する場合)およびアクセス可能な出力フォルダーにシーケンス出力ファイルをコピーします。
システムがBaseSpace Sequence Hubを使用してランのモニタリング、解析、共有、保存を行うように設定されている場合を除き、出力フォルダーは必須です。出力フォルダーの場所を指定していない場合、ファイルはD:\SequencingRunsにコピーされます。
1. | コントロールソフトウェアメニューから[System Settings]を選択します。 |
2. | [Network Access]タブを選択します。 |
3. | [Output Folder]フィールドで、デフォルトの場所を入力するか[Browse]を選択して目的の場所に移動します。 |
• | 内部ドライブ:Dドライブの既存の場所を入力します。Cドライブには十分な空きスペースがありません。 |
• | 外部ドライブ:装置に接続したUSBドライブの場所を入力します。 |
• | ネットワークロケーション:ネットワークロケーションを入力します。 |
デフォルトの場所はランごとに変更できます。
4. | 次のように進みます。 |
• | 内部ドライブまたは外部ドライブの場所を指定した場合は、[Save]、[Exit]の順に選択し、場所を保存してシステム設定を閉じます。 |
• | ネットワークロケーションを指定した場合は、ステップ5~8に進み、Universal Copy Serviceを、指定した場所へのアクセス権を持つアカウントに接続します。 |
5. | [Universal Copy Service]でアカウントタイプを選択します。 |
• | Local System Account:指定した出力フォルダーが、ローカルアカウントでアクセスできるディレクトリに存在している場合。 |
• | Network Account:指定した出力フォルダーが、ログイン認証情報を必要とするディレクトリに存在する場合。 |
この設定は、デフォルト出力フォルダーの場所とランセットアップ中に指定したすべての場所に適用されます。
6. | [Network Account]を選択した場合、アカウント用のユーザー名とパスワードを入力します。 |
7. | [Save]を選択します。 |
8. | システム設定を閉じるには、[Exit]を選択します。 |

Windowsの[Network & Internet]の設定でイーサネットのインターネット接続を設定します。この設定はコントロールソフトウェアから開くことができます。デフォルトのイーサネット接続はデータ転送の信頼性を高めます。
1. | コントロールソフトウェアメニューから[System Settings]を選択します。 |
2. | [Network Access]タブを選択します。 |
3. | [Network Configuration]を選択します。これでコントロールソフトウェアが最小化され、Windowsの[Network & Internet]の設定が開きます。 |
4. | インターネット接続を設定します。 |
• | イーサネット接続を設定する場合、アダプターオプションとして[Ethernet]を選択します。 |
詳細な設定の手順については、MicrosoftウェブサイトのWindows 10ヘルプを参照してください。
5. | 設定が完了したら、Windows設定を閉じ、コントロールソフトウェアを最大化します。 |
6. | [Network Access]タブから、[Save]を選択します。 |
7. | システム設定を閉じるには、[Exit]を選択します。 |

1. | コントロールソフトウェアを最小化します。 |
2. | Windowsのスタートボタンから、[Run]ダイアログボックスを開きます。 |
3. | 「cmd」と入力し、[OK]を選択します。 |
4. | 以下のコマンドを入力します。 |
C:\windows\System32\bitsadmin.exe /Util /SetIEProxy LocalSystem Manual_proxy http://<proxyserver>:<proxy port> NULL
5. | http://<proxyserver>:<proxy port>をお使いのプロキシサーバーアドレスとプロキシポートに置き換え、NULLをバイパスに置き換えます。 |
6. | [Enter]を押してコマンドを実行します。 |
7. | 装置を再起動します。手順については、「装置の再起動」を参照してください。 |