DRAGENによる二次解析の出力ファイル

このセクションでは、出力ファイルの情報など、DRAGENの各パイプラインについて説明します。DRAGENは、各パイプラインに固有のファイルを生成するだけでなく、解析から得られたメトリクスを<sample_name>.metrics.jsonファイルおよび「DRAGEN BCL Convertパイプライン」に示すレポートで提供します。DRAGENの詳細については、DRAGEN Bio-IT Platformのサポートサイトのページを参照してください。

すべてのDRAGENパイプラインは、入力BCLファイルの解凍と出力BAM/CRAMファイルの圧縮をサポートしています。

また、FASTQ.oraファイルの生成とDRAGEN Original Read Archive(ORA)圧縮も、すべてのDRAGENパイプラインでサポートされています。ORA圧縮を使用すると、FASTQファイルのサイズが最大5分の1に縮小されます。詳細については、イルミナサポートサイトを参照してください。

出力ファイルに関する考慮事項:

Germline、RNA、Enrichment、およびDNA Ampliconパイプラインを使用して装置上の解析を実行する場合、[Proactive, Run Monitoring and Storage]を選択していても、BAMファイルはBaseSpace Sequence Hubにアップロードされません。