XLEAP-SBSケミストリークイックリファレンス

このセクションでは、XLEAP-SBSケミストリーを使用する場合に、ユーザーによるNextSeq 1000/2000システムの操作にどのような影響が生じるかについて概要を説明します。XLEAP-SBSケミストリーを使用する場合に従う必要がある互換性要件と手順変更があります。ここでは、それらの互換性要件と手順変更の概要について説明します。詳細については、「XLEAP-SBSシーケンスプロトコール」を参照してください。

以下のソフトウェアアップデートは、お客様がインストールできます。オンラインおよびオフラインでのインストール手順については、イルミナサポートサイトの『NextSeq 1000/2000 Control Software v1.7 Customer Release Notes』を参照してください。

互換性要件

ソフトウェア

NextSeq 1000/2000 Control Software v1.7以降。ソフトウェアのインストーラーとインストール手順については、イルミナサポートサイトのソフトウェアダウンロードページを参照してください。
DRAGEN v4.2以降。ソフトウェアのインストーラーとインストール手順については、イルミナサポートサイトのソフトウェアダウンロードページを参照してください。

NextSeq 1000/2000 Control Software v1.7は、DRAGEN v4.2にのみ対応しています。両方のソフトウェアアップデートを同時にインストールしてください。それらのソフトウェアアップデートをインストールすると、元に戻すことはできません。

リファレンスゲノム

DRAGEN v4.2 v9 Reference Genome。イルミナサポートサイトにあるProduct Filesページからダウンロードしてください。

手順変更

ローディング濃度とサイクル数が変更されました。「XLEAP-SBSシーケンスに関する考慮事項」を参照してください。
XLEAP-SBS消耗品の必要な融解時間は異なります。「XLEAP-SBS消耗品の融解」を参照してください。
装置上での変性および希釈の手順が変更されました。「Denature and Dilute Protocol Generator」を参照してください。
カートリッジの準備手順に、気泡を減らし、カートリッジのコンポーネントを安定させるステップと、転倒混和をゆっくりと実施する記載が追加されました。「カートリッジの準備」を参照してください。
XLEAP-SBSケミストリーのシーケンス品質と正確さの向上を反映するために、Qテーブルのビニングが更新されました。「Real-Time Analysisのワークフロー」を参照してください。
XLEAP-SBS用の新しいカスタムプライマー。「カスタムプライマー」を参照してください。
XLEAP-SBS用の新しいダークサイクルレシピ。「ダークサイクルシーケンス」を参照してください。